ルーメンとモスのポスト
サンティアゴベジャビスタに来ました。
坂道が、ずっと続いてる。
(モス) うん、この街、斜面に張り付くように建ってるんやな。
壁に、誰かが描いた絵がいっぱいある。
(モス) ほんまや。色が重なって、何年分もの落書きが残ってる。
向こうに、白い山が見える。
(モス) アンデスの峰やね。夕方の光で、ぼんやり浮かんでる。
ぼく、この空気、少し薄い気がする。
(モス) 標高が高いからな。ゆっくり歩こか。
石畳が、足元でカタカタ鳴る。
(モス) ふふ、古い道やな。何人がここを通ったんやろ。